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デブコン ET 高透明注型用樹脂 1.2Kg×5セット
透明な注型材料には、ポリエステル樹脂などがありますが、
収縮率が少し大きいのが難点です。
デブコンETは、収縮率が小さく、非常に高い透明性を持ったエポキシ樹脂を、
誰もが簡単に使えるようにセットしたものです。
各種機器、美術工芸品の作製や、ミニチュアの複製が作れます。
また、ジオラマ等で海や川、水面を表現するのに最適です。
主な特長
- 硬化物(完成品)は、ほぼ水に近い透明性を持っております。
- 粘度が低く、細かいところまで流れ込み、また攪拌の時巻き込んだ気泡も簡単に抜けます。
- 強度が大きく、収縮率が小さいので(1/1000程度)、肉ヤセもなく、精密な物の再現性が良好です。
- 常温(25℃)、12時間で硬化(但し100gにおける)し、特別な熱処理は必要ありません。
- 硬化物の切削性がよく、後加工も簡単で、また研磨剤を使ってのみがきも簡単にできます。
- 染料、顔料の混ざりがよく、簡単に色づけすることができます。
主な用途
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【使用方法】
1 | ET(主剤)を、別の容器に必要な量だけ取り分けます。 |
2 | 取り分けた主剤に、ET硬化剤を主剤の半分の量、つまり、1/2の量を添加します。 例えばET主剤100gの時、ET硬化剤は50gとなります。 (硬化剤には臭いがありますが、硬化が完了すると消えます) |
3 | 硬化剤を添加後、洋食ナイフ・パテナイフ等幅広のもの(円柱状は不可)でよく攪拌して下さい。 この時、始めは白く濁り、筋目が目立ちますが、攪拌しているうちに完全な透明になります。 なお、容器の底・壁面に未攪拌の主剤・硬化剤が残っていると、注型した際に部分的に 硬化しない場合があります。 また、全体的に色が付く事がありますが、硬化の進行と共に薄くなり、全に硬化すると 消えて透明になります。 |
4 | 攪拌後、しばらく静置しておけば、混合時に巻き込んだ泡が浮き上がってきます。 その後ゴム型に流し込んで下さい。 この時、ゴム型をたたく等、振動を与えてやれば泡が抜け易くなります。 なお、ここまでは作業時間内に済ませて下さい。(量と雰囲気温度によって時間は変わります。) |
5 | 表面がベタつかなくなればほぼ硬化しています。 ゆっくりと型から外し、形を整えてポリ袋等の上に置き、完全硬化させて下さい。 ※使用した工具類は、樹脂が硬化する前によくふき取り溶剤等を用いてよく洗っておいて下さい。 硬化してしまうと除去が困難になります。 |
【使用上のアドバイス】
1 | 一度に多量(500g~1kg程度以上:形状によって変わります) あるいは3cm以上の厚みで注型をすると、 発熱により内部が焦げたり、変色することがあります。 何回かに分けて注型(継ぎ目は完全に接着しますが、縞模様が残ります)するか、 注型後、冷温下でゆっくり硬化させて下さい。 冬期など粘度が高くなって流動性が悪い時は、主剤を30~40℃に暖めると流れ易くなります。 |
2 | ゴム型作製の際、型取り原形の表面がきれいに研磨された物を使用しないと、 半透明(スリガラス状、梨地仕上げ)になります。 |
3 | 完成品の研磨の際は耐水ペーパーで荒・中・仕上げを行い、最後にコンパウンド仕上げを行います。 |
4 | 着色する時は、「主剤」に油性の染料・顔料(プラモ用ラッカー等)を加え、よく分散させて、 その後硬化剤を混合・攪拌します。 使用する着色剤により、不透明・クリヤー系と自由に色が付けられます。 |
5 | 硬化時間を短縮させたい場合は、40~60℃に加温すれば数時間にまで短縮できます。 |
6 | 接着には、エポキシ系2液型が最適です。 |
7 | ETは金属・木材・ガラス・セラミック等によく接着しますが、テフロン・シリコーン・ ポリエチレン・軟質塩ビ等の材質には接着しません。 接着させたくない部分には、ETを注型する前に予め離型剤を塗布しておいて下さい。 |
8 | シリコーンゴム型にも予め離型剤を塗布しておいた方が、脱型性がよくなります。 特に複雑な形状の複製を作製する場合には離型剤のご使用をお薦め致します。 またシリコーンゴム型も回数を重ねて使用していると、 だんだん脱型性が悪くなってきますのでご注意下さい。 |
9 | 使用前には、必ず容器のラベルをよく読んで下さい。 |
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